その8
《 鞍馬編 》 6月4日

 万緑の中、時折差すシルクの様な光に 誘われるように鞍馬寺を目指し、
歩く、あるく、歩く・・・・
 「枕草子」で「近くて遠きもの」と記された九十九折りの道を歩くには、かなりの勇気と 体力が必要なようで、私にはその選択肢は全くなく、片道100円のケーブルを利用.
 それでも、本堂、金堂までの500mの階段と登り道は少々きついものがあるが、厳かで静かな周辺の風情がそれを忘れさせてくれる丁度よい散歩コースとなっている.
 途中の茶店でのあたたかいお汁粉も疲れを癒してくれます.
《 天の橋立編 》 6月5日
雪舟庵:寿司懐石 4,500円
 日本海の海の幸を余すところなくふんだんに使い、ご夫妻で九州・有田 まで出向いて選んでこられた器に盛られた料理の数々.

 正直、お昼の料金で4,500円位で、しかもお寿司がメインなので、量は あまり期待していなかったのですが、次から次に運ばれてくる料理の数に 驚き、思わず「まだ出てきますか?」と質問してしまうほどの品数.

 お寿司もさることながら、その前に出てくる前菜や肉料理等はよく工夫されており、 板長(オーナー)の熱意と努力が器に表れている.

 是非、もう一度行きたいお店である.
 ちょっと残念なのは、料理の量が多い事位かな?・・・・
前菜
きすのはさみ揚げ
お造り
ふぐ、ひらまさ、すずき、いか
(魚醤(ひしお)で頂く)
稚鮎とじゅん菜の
お吸い物
牛ほほ肉のとうち蒸し お寿司
よのみ鯛、よこわ、平目、
しまあじ、とびうお
ふぐの香味焼き
冷やし茶碗蒸し
  シャーベット
 スタイリッシュな外観、内装もモダンで、黒い一枚のカウンター席に座ると、海が水平線上に見える。
「雪舟庵」
 京都府宮津市溝尻247
 tel: 0772-27-1530
《 京都編 》 6月6日
・ 「ティールーム アッサム
 大好きな散歩道に「哲学の道」がある.
 京都へ行くと必ず一度は歩く.
 この季節は人も少なく、川沿いに連なって立つ桜の木も深緑となり、実をたわわに付け、くぐり抜ける感じで歩く.
 今回は、百万遍の進々堂で朝食を食べ、銀閣寺を通り哲学の道を南禅寺まで、全行程で約3km位歩きました.
 普段はあまり運動しない私ですが、こんな散歩は全く苦にならず平気なのです.そんな訳でかなり歩いたので、少々のども渇き、お目当ての「ティールーム アッサム」へ・・・.
「ティールーム アッサム」
京都市左京区浄土寺ウエ南田町65
tel 075-751-5539
    中庭の花
シナモンティー アイスロイヤルミルクティー スコーン
 ご一緒した友人のご主人が、今から60年近く前に洋行帰りのおじさまから頂いたシナモンティーが幼少の思い出にあるとのことで注文された・・・これが絶品・・・私も少しお裾分けで頂いたのですが、私もそれにすればよかった・・・と後悔.
手作りのスコーンも素晴らしい!思わず、娘のおみやげに買ってしまいました.
 北欧の家具でしつらえられた空間.
ヘレンドの器で頂く紅茶.
 京都で必ず行く店が、また一つ増えてしまいました.
・「レストラン マエカワ
 京都で最後のお昼がなかなか決まらず、雑誌を眺めながら、箸を使ってのフレーズに惹かれてチョイスしたお店・・・レストラン マエカワ.
 細長い入口を歩く.期待に胸がふくらむ感じ・・・
 期待は裏切られませんでしたよ!
 何が嬉しいって、いきなり、大好きなガラスの作家さん、荒川直也氏の器に、京茄子のムースがコンソメジュレに覆われて出てきました.
 うーーーん!器にこだわっている?
 思わずスタッフさんに声をかけてみたら、オーナー兼シェフが器が大好きで、スタッフさん達と工房へ足を運ぶこともあるとか・・・.
 嬉しいことではありませんか!!
 何処にしようかなと雑誌をペラペラめくって決めたお店なのに・・・・.
 嬉しい出会いがまた一つ増え、なんと10月24日を予約してしまいました.
 さてさて、秋のマエカワでは、どんな器と料理に出会えるのでしょうか?・・・
入口
セッティング
茄子のムース
コンソメジュレのせ
しまあじのサラダ パン 穴子のベニエ
きのこのポタージュ 和牛ひれ肉と賀茂茄子のソテー 豚ときのこのソテー
グレープフルーツのクレマトップ 紅茶 京番茶
最後に京番茶が出てくるのもいいですね.
ほっとします・・・・・.