その5
 感動のほたる景色から二ヶ月振りの湯布院。
深い緑色に覆われた一壺天から眺める由布岳の透明感とのコントラストに新たな感動を覚えました。
手作りの庭の木、花、ハーブ等が競うように育ち、真夏の暑さを忘れるほど爽やかな風と光に包まれていました。
 
 
 宿のコンセプトは、外からも内からも心身ともに湯布院を満喫し癒されて欲しいとの思いで、 宿から出される食事も地元の食材を中心に作られている。 その食材への板前さんのこだわりが料理の随所に感じられる献立になっている。
メインもさることながら、季節感を感じられる前菜五品や大葉のグラニテ、女性には嬉しい限りの充実のデザート・・・・

標高の高さ故か、七月頃咲く蓮の花が一壺天の女性用の露天風呂にようやく(8月20日頃)一輪花を咲かせました。
真夏の夜の月明かりの中、湯船につかり、凛と咲いた蓮の花を眺めるのは格別なものですね。実は温泉が大の苦手だったのですが、この夏は露天風呂から眺める由布岳はもちろん、花開いた蓮の花に心も体も癒されたようです。
来年の夏がまた楽しみになりました。

 そんな訳で、二十日間ほどの湯布院滞在で、身も心も健康的に癒され、真夏の暑さに負けることなく、食欲も増してしまいました。
アミューズからデザートまで、様々な工夫を凝らしたお料理を頂ける一壺天ですが、その中でも特に板前さんこだわりの料理が白身魚のカポナータとデザート!
地元で収穫された季節の野菜をカポナータの定義にのっとり、各々の野菜をモザイクのように揃えて切り、
ソテーした魚に添える。
ハーブはもちろん、庭から直前に摘んでくる。
俊敏な手捌きと動き。味は言うまでもありま
せんね。
それから、デザートのクレームダンジュ!
決して安易に機械を使わず、全工程を手作業と感のみで作られ、庭から収穫されたブルーベリーで葡萄色(えび色)を思わせるソースを上からかける。
チーズの白とえび色のソースとのコントラストに魅せられ、思わずつまみ食い!
ずーっと同じものでもいいから、また食べたいと思っているのは私だけではないでしょうね。
きっと今頃は恵みの秋の食材をふんだんに使った料理がお客様の心と体に感動を与えていることでしょう
そうそう忘れてはいけないお店がひとつ!
今、私が秘かに気に入って時間があると通っているティールームがあります。
そこへ行くと決まってアンパンセットを注文します。
地元の職人さんが作られたであろう竹のかごに、優しく包まれるように入れられて、好みのお茶と一緒にテーブルにおかれる、絶品の皮に包まれたこしアンパン!
元来、私はつぶあん派なのですが、それすらも許せる程、皮が美味しくこしあんにピッタリマッチしているのです。
庭に面したガラス張りの席に座り、チェンバロの静かな曲をBGMに頂くアンパン!
至福のひとときになります。
湯布院に行かれた折には是非、是非おすすめです!
玉の湯ティールーム、ニコルズ
tel:0977-84-2158

温かいお茶とのセット 600円
冷たいお茶とのセット 700円