(夢見鳥:春に花の間をひらひらと舞いながら春景色に彩りを加えていく蝶の別名)
 

 有明(ありあけ)、玉垣(たまがき)、 手弱女(たおやめ)、御座の間香(ござのまにおい)、糸括(いとくくり)、 雨宿(あまやどり)、花染衣(はなめい)・・・・。
桜の花の雅な名前の数々・・・・。

 古より、日本人は桜の満開の姿だけでなく、 つぼみから散る美しい姿までも慈しみ、楽しむことを知っていたようです。 春の白く、柔らかい陽差しとたおやかな風にゆれる桜の花に、一喜一憂するのも、 この季節の醍醐味ですね。
“和風でイタリアン”

春キャベツ、新じゃが、菜の花、そして、さとうさや。
やさしい春の光を一杯浴びた春野菜達。
故郷の器、伊万里焼に春野菜達をふんだんに使って、イタリアンの提案をしてみました。

献立
1.ムール貝のワイン蒸し
2.古代米と玉子のミルフィーユ仕立て
3.秘伝豆のポタージュ
4.春野菜のペペロンチーノ
5.辛子明太子スパゲッティ
6.チーズの春便り、コーヒ
 
今月のおすすめ料理
古代米と玉子のミルフィーユ仕立てとムール貝の白ワイン蒸し

 スクランブルエッグはやさしく味を付け、古代米をふんわり包むようにセルクル型に入れて・・・。
 見た目のスタイリッシュな姿とは違って、ほっとする味になっています。

フィギョー FROM4 ノルウェー
   伊万里焼 太郎窯 シダ唐草紋


   
春野菜のペペロンチーノ
  春キャベツ、新じゃがが出回る頃、イタリアでは多くの家庭でアンチョビソースのパスタをよく作られるとの事。
 我が家では、パスタを入れず、たっぷりの春キャベツ、新じゃが、そして菜の花をアンチョビとガーリック、たかの爪で炒めます。
 野菜嫌いの夫が唯一と言っていい程おかわりする野菜料理です。
 パスタ、パンは勿論、ご飯にも何故か合います。
 上原家の春キャベツ料理のベスト3に入ります。
  大鉢 輪島塗り 瀬戸国勝
   絵変り染付桜 正角皿(有田焼)
温故知新の器で辛子明太子スパゲッティ
 鍋島藩の藩窯の地として築かれた大川内山。
30数軒の窯元が今も昔のまま、その地で伝統工芸品を生み出している・・・。
 「温故知新」をテーマに、八寸大の器あますところなく染付けで描かれた花弁の紋様。
 久しぶりに一目惚れしてしまいました。
早春、嬉しい出会いの器に明太子スパゲッティを盛ってみました。
伊万里焼 瀬兵(せびょう)窯
   盛皿 染付丸紋サーモン皿

   スパゲッティ皿 
   古染ぼたん七寸鉢帽子型
   
チーズの春便り
 スキクイーン ノルウェー産
ほんのり甘く、キャラメルを思わせるような濃厚な味、色、香り。
 北欧では、「マンマの味」と言われ、それぞれの家庭の味があるそうです。
 ホイップクリームチーズ フランス産
 生徒さんが驚かれた食べ方ですが、不思議と合います。
 たまごせんべいにクリームチーズ、 是非一度、お試しあれ!
伊万里焼 染付桜小皿 畑萬陶苑 Tel:0955-23-2784
   茶たく   山中塗り   和田勤斉 Tel:0761-78-3131
   トレー   輪島塗り   岩本工房
   問い合わせ先 谷中 韋駄天 Tel:03-3828-1939
今月の我が家のしつらい

小さな小さな漆のお椀。
美しく染められたお仕履でやさしくつつまれ・・・・。
 故郷唐津の山奥で、自然を 慈しみ、土に触れ、土を愛し、土と戦い、最後は火という神の力にゆだねて作られた朝鮮唐津と斑唐津の器。
岡本作礼
   あわびの入子
  片口etc
 染め付けの小さな小さな花びらを、 1枚1枚丁寧に描かれた桜の盛り皿。
 限りなく白く焼き上げられた器・・・。作り手の凛とした背筋が見えてくるような気がします。
伊万里 畑萬陶苑
Tel:0955-23-2784
   
今月のBGM

♭ 〜 GRAN ENCUENTRO 〜 ♯
 DE DOS MAESTROS DEL TANGO ARGENTINO

OSVALD EQUENA
    & FERNANDO SUAREZ PAZ