美味しい料理は一瞬にして人を幸せにする力がある。
 ましてやそこに、選りすぐられた旬の食材、そして料理人の技術と天性の感性が備われば、品格すら感じられる。
 今回の料理は、そんな思いを改めて思い起こさせるものでした。
 料理の為に選ばれ大事に受け継がれて来たであろう金継ぎされた器と食材とのコンビネーションに思わず見入ってしまう。
 器、食材、盛り付け、そして味が、どれ一つ突出しておらず、全てが何の違和感もなく、一体化されている。
 どれか一つを選ぶのは非常に難しいが、強いて言えば“野菜の炊き合わせ”。
 箸が吸い込まれるような柔らかさと全く煮くずれすることもなく、限りなく白い淀大根。
 早春の息吹を感じさせる青々としたうぐいす菜。
 朱色の金時人参、そしてふっくらと煮含められた椎茸。
 各々の食材がしっかりと独立した味を持ちつつも、白い器に盛られた四つの食材がどれ一つ欠くことが出来ないフォルム(盛り付け)になっている。
 四人が口にした瞬間、一斉に感嘆の声が上がったのは言うまでもない。
 京番茶、利招園(写真を撮り忘れました)
 
 次回の和久傳詣は6月4日!
 四人の京都への旅には欠かせないお店になってしまっています。
 

 行ってみようと思いながら、なかなか行くことが出来ず・・・。
 今回ようやく思いがかなったCafe 進々堂
 人間国宝・黒田辰秋作のテーブルに迎えられ、四人とも昔々の学生気分に浸り、 メニューを眺めながら各々注文。
 友人はクロワッサンセット、夫はブランチセット(ちょっぴり豪華)、 私は大好物のイングリッシュマフィンセット。
 そして友人のご主人は現役大学生そのものの様に思いっきり朝からカレー。
 目の前でマフィンを食べていた私・・・
思わずそれも美味しそうに一人思っていましたよ。
 
 朝食もさることながら、お店が過ごしてきた時間を感じさせる壁や床の色。
 古い硝子の温かさ、ストーブ、書棚。
 観光名所とは違う空間に身をおくのも、たまにはいいものですよ。
 静かで朝早くからオープンしていますし・・・・・。
 何より料金はびっくりするほどリーズナブル。
 勿論、帰りはいつもの通りパン好きの上原家・・・・山のようにパンを抱えて帰りました。


(写真を撮り忘れました)
クロワッサンセット ブランチセット イングリッシュマフィンセット カレー
進々堂
住所:京都市左京区北白川追分町88(京大北門前)
Tel :075-701-4121


 この優美な名前にいざな誘われ、行って来ました。
丈の低い桜の枝先は、春の優しい陽射しに包まれ、 早春のつぶやきが聞こえてくるようでした。
 花の雲、朝桜、夕桜、月夜桜、 飛花、花の雨、 そして花吹雪。
 桜の開花や散る様子も楽しんだ先人達の言葉の数々。まさに桜尽くし。
 知ってました?
 桜が咲く頃は曇り空が多いのは、天からの恵みだそうです。晴天の日に桜を眺めても、空の青さが気になり、桜の印象が薄らぐからだそうです・・・花曇りは天からの贈り物。
 広大な境内をゆっくり散策した後、ティールーム「さのわ」にてティータイム。
 スマートな日本茶のソムリエ?が丁寧に、ゆっくりとお茶を点ててくれ、オーナーが吟味したであろう格別のお茶、器、そしてスタイリッシュな空間が全てマッチし、ゆったりとした時間を過ごせる。
 勿論、お茶に欠かせないお菓子も美味でした。
おむろセット(1,000円)
(ロールケーキ、煎茶梅月付き)
1日限定10食
  さのわ
住所:京都市右京区御室竪町25-2 デラシオン御室1階
Tel :075-461-9077



 38年振りの法隆寺を見て、タイムスリップしたかのようにカメラを片手に境内を散策する夫。
幸か不幸か、前夜からの悪天候のせいか人影もまばらの境内がそんな気持ちを高ぶらせるのだろうか。
 寺は、静かに、そして優しく、来訪者を包み込むように迎え入れながらも、荘厳なたたずまいを保ち、身が引き締まる思いがする。
 遙か昔、同じ場所にたたずんだ古人の心は如何にと思いつつ歩く飛鳥路散策もなかなかいいものです。
 刺激的に想像力をかきたてる場所かもしれないですね。
 私の心をとらえた“仏像 百済観音像”。
 透明感ある顔立ちで、右の手のひらを天に向けすっと立つ姿は素敵です。
 是非一見の価値有り!
 今、秘かに仏像にはまりつつある私です・・・・・。
中門 五重塔 夢殿