この夏は、家族とほぼ一ヶ月程離ればなれで暮らし、淋しい思いと気楽さを享受した夏でした。
 いつも様々な所で、様々な料理や食材に出逢うのですが、久しぶりに京都で夫と再会し、旅日記ならず食べ日記と表し、二人で食べ歩いてみることにしました。

◎8月24日(木):昼食
☆イタリアン 「GARDEN ORIENTAL KYOTO」
 京都市東山区八坂通下河原 東入八坂上町366
     Tel:075-541-3331
二年坂の入り口手前にある立派な門構えのお店。
ふらっと立ち寄ってみたのですが、中のお庭はもちろん、建物や家具等も歴史を感じさせる造りになっています。
 お料理は、スタンダードなイタリアンですが、お庭や空間がゆったりしており、スタッフの方々がとても気さくで、肩が凝らない接客をしてくれます。
 ランチは、1200円〜3200円までの3つのコースになっており、夜はアラカルトです。
京都は狭いお店が多いのですが、ゆったりとした気分を味わいたい人におすすめのお店です。
   
   

◎8月24日(木):夕食
「室町和久傳」
京都市中京区堺町通御池下ル東側
   Tel:075-223-3200
    昼 6,300円〜 、夜 12,000円〜
 今から5年程前になるでしょうか。
 今でもその時の感動は忘れられません。
 子供の頃から生の鯖が食べられず(むしろ大嫌いでした)にいた私ですが、京都駅の和久傳に初めて行った時に頼んだコースの中に鯖寿司が入っており、最初はすごくがっかりしたのですが、友人に勧められおそるおそる口にしたのが思わず美味しい初体験となり、それ以来大好物になってしまいました。
 京都に行くと、必ず和久傳で一度はお食事をするのですが、板長さんだった緒方俊郎さんが昨年室町店に移られた事を知り、是非また頂きたいと思いお店に行って来ました。
私の鯖寿司の話を夫がお店に伝えてくれていたので、お店に着くやいなや可愛いスタッフのお嬢さんが、奥様には鯖寿司をご用意しておりますと素敵な笑顔で応対してくれました。
 料理、器、空間、そしてスタッフの接客・・・・
 どれをとっても言うことなく、全てにおいて大満足の夕食となりました。
献立は季節の食材と流れ等を考えて組んであるはずなのに、わがままな申し入れを快く受けて下さり、お料理はもちろんの事、心のおもてなしをいっぱい頂いたという思いでお店を後にしました。
 秋には、又緒方さんの料理に会いに行こうと思っております。
きっと、滋味深く、あたたかい料理に出会えることでしょう。

◎8月25日(金):昼食
「プチレストランないとう」
京都市中京区柳馬場通夷川上ル西側
   Tel:075-211-3900
    昼 定食のみ 1,200〜1,500円 、夜 おまかせで 6,800円
住宅街の中の細い路地の奥に、生成の暖簾がかかったお店が「プチレストランないとう」。
 お店に入ると、一枚板の白いカウンターがまず目に入る。
 余分なものをそぎ落とし、料理のためだけに作られたという雰囲気が気持ちよい。
 残念ながら、お昼は予約できず定食のみとなるが、それでもきっと満足できます。
 クリームコロッケもカツも、注文してから衣をつけ、サラダもその時に切って盛りつけられる。カウンター越しに見る作業の手順も、ご馳走の一つになってしまうほど、リズミカルで無駄な動きがない。
 クリームコロッケも様々なバリエーションがあったが、私が注文した鶏のささみとトマトのクリームコロッケ、そして賀茂茄子のポタージュ(これだけアラカルトで注文できた)、絶品でした!
 次回は、必ず夜に行って、アラカルトで食してみたいものです。
もちろん、カウンターで・・・・。

◎8月25日(金):夕食
☆旬彩「なごみ和」 (夜のみ)
岐阜県多治見市音羽町4-94
   Tel:057-224-5055
 今回の旅の目的のひとつ。
 多治見の小川さんご夫婦との再会。
 小川さんの料理は、全ておまかせで頂くことにしている。
 日本料理の基本をきっちりおさえつつも、奥様との協同作業で進化した料理を提供してくれる(実は奥様もふぐの料理が出来る料理人さんなのです)。
 お若い二人なのだが、こだわりが幾つもあり、特に魚に関しては高速に乗り、時間をかけて漁港まで仕入れに行く。
また、器に関しても独立前から集めた器はもとより、多治見のギャラリーを自分の足で歩き、焼き物の里ならではの器を見つけ、料理に力強い生を与えている。
 鯵のわらの薫製。水茄子の絶妙な食感の一夜漬け。
 かぼちゃの皮をメインにした美しい緑色の和製ポタージュ。
 夏の王道料理、早松とはものすまし汁。
 トマトをベースにしたお酢のもの、などなど・・・
 今回もまた、様々な食材を意外な料理方法で楽しませて頂きました。
 驚きと感動の二時間!
 秋深い頃に、また車で走りたいと思っています。

小川さんおすすめのギャラリー
@陶林 春窯
多治見市白山町3089
TEL:0572-23-2293
Aギャラリー 漣
多治見市喜多町4-65-5
TEL:0572-22-0873
織部 正角板皿 結晶釉 丼

◎8月26日(木):昼食
「信濃屋」
多治見市上野町3-46
   Tel:0572-22-1984
 旅の最後は、小川さんおすすめの素朴なおうどん!
 しかし、ただのうどんではありません。
 太くて、ごつごつ、もちもち。
 そしてまっくろな冷たいおつゆの中にネギが入っているだけなのに・・・これが絶品!
 思わずお代わりしたくなりました。
 素朴でシンプルなのですが、きっと昔の人はこんなうどんを作って、お客様にご馳走したのではと思える、うどんの原点という感じの味でした。